バイク用品

タンデムツーリングの強い味方COOLROBO wirecom(ワイヤーコム)

投稿日:2020年4月19日 更新日:

バイク用インカムも一般的になり、ツーリングのおしゃべりも楽しみの1つになってきたと思います。一方、無線式インカムは値段が高かったり設定が難しかったり、予期せぬトラブルに見舞われたり…と不安な部分もまだあると思います。

そこで、タンデムで使うなら安定の有線式、難しい設定もない。ただコードをつないでスイッチを入れるだけ。そんなシンプルなアイテムを見つけたので紹介していきたいと思います。


有線式のタンデム用インカム買ってみた。

タンデムする相手、いませんよね?

そう…それが一番の問題点って、おい!

あ、わかってたんですね。じゃあさっさと解説いきましょう


DAYTONA.corpが発売するCOOLROBO wirecom(ワイヤーコム)とは?

COOLROBO wirecom パッケージ画像

バイク用アイテムもいろいろ発売されていますが、安かろう悪かろうであったり、実際使ってみると思っていたのと違う、なんてこともあると思います。

こちらの商品の発売元はDAYTONA.corpで、デイトナと言えばバイクアイテム販売の老舗です。

●簡単操作でお手軽にタンデム会話!

●有線だから途切れる心配なし!

●法定速度域ならクリアな会話が可能な高性能マイク!

●ミュージックプレイヤーとつないで音楽を聴きながらの会話も!

●ナビやレーダーの音声も聞きながら走れる!

詳しいスペックはこちら

電源関係電源電圧DC3v
電源関係使用電池単3アルカリ乾電池(1.5v)2本(別売り)乾電池電圧(1本)1.0v以下になると、使用不可になります
寸法本体寸法73mm×66mm×18mm
重量本体:35g※乾電池を除く、マイク:約55g※アン プまでのケーブルを含む
入力端子Audio入力端子Φ3.5m 3極Stereo入力端子
出力端子MIC入力 SPEAKER出力端子 P(運転手側R(後席者側)Φ3.5m wirecom専用Stereo出力端子、MIC入力端子
基本情報定格出力15W/4 CH(電源電圧3.0v、負荷8Ω)
最大出力40mW/4 CH(電源電圧3.0v、負荷8Ω)
歪率5%以下(定格出力15mW,1000Hz)
消費電流定格出力15mW時  約80mA 最大出力40mW時 約140mA
音楽再生時 約60mA Standby時間 約20mA
電池寿命定格出力で連続通話する場合 約25時間 最大出力で連続通話する場合 約20時 一般通話 約50時間(定格出力:Standby=1:3の場合)連続最大出力の場合 約13時間(最大出力を連続して出し続けた場合)
商品内容
・アンプ本体、マイク(2セット) ・スピーカー(2セット)・ベルトクリップ ・ベルトクリップ固定用ネジ(1本) ・スピーカー固定用面ファスナー(4セット) ・ヘルメット固定用面ファスナー(2セット) ・スピーカー位置調整用スポンジ(4セット)

さっそく開封してみる

本体

本体

本体はいたってコンパクト。ライダーの腰に装着しても、邪魔になりません。

ただ、どう見ても防水ではないので、豪雨の中や池ぽちゃには対応できないでしょう。

マイク&スピーカー

マイク&スピーカー

このようなマイク&スピーカーが2セット入っています。

おや、スピーカーの端子がピンジャックではありませんね

スピーカーの端子

はい、こちらですね。見ての通り特殊な端子になっています。これの何が問題かというと、普通に使う分には問題ありません。

が、しかし。このままでは付属のスピーカーしか使えないということになります。他のメーカーが出している無線式インカムなどでは、スピーカーの端子にステレオピンジャックを採用していることが多いんですね。もし、同じヘルメットでそれらのインカムを付け替える場合、毎回ヘルメットの中からスピーカーを取り外さなければならない、ということになります。

それはとても面倒なことだと思います。

さ、ら、に問題が…。

付属のスピーカー、あまり音がよくありません!

まぁ、音声通話で会話する分には問題ないのですが、音楽を聴くとなるとちょっと出力が寂しいかな、と感じます。昭和のラジオを彷彿とさせます。

後ほど、この端子は自己責任でピンジャックに変えます!

その他、固定するための面ファスナーなど

面ファスナー

イヤホンをヘルメットに固定するためのテープと高さを調整するためのスポンジ、さらにマイクをヘルメットに固定する際に隙間を埋めるスポンジが入っています。


セットアップしてみる

イヤホンのセット

インナー

ヘルメットから耳当ての部分を引っぱり出してスピーカーを貼り付けます。

位置がずれていると、耳に当たって痛いので、何度か被りながら微調整した方が良いと思います。

マイクのセット

マイク

マイクはヘルメットの隙間にクリップで留めるだけなので、簡単なのですがマイクが口元に来るように逆算して付けると楽だと思います。

本体(アンプ)のセット

本体

端子はRIDER-A、RIDER-B、AUDIOの3つに別れています。

それぞれに端子を差し込み、メインスイッチを入れれば通話可能になります。

音量調整ダイヤル

左右に音量調整のダイヤルが付いています。それぞれの聞こえ方で(声量の大きい小さいもあると思うので)調整することができます。


使って見た感想

うたい文句通り、法定速度域ならクリアに聞こえます。どうしてもマイクが環境音を拾ってしまうので、環境音が大きくなってくるような速度だと聞こえ辛くなってきます。
あと、静かにしていると「サー」という音が常に聞こえます。ただ、エンジンをかけていればかき消されるのでそこまで気にすることはないと思います。

某レビューに書いてありましたけど、お子様とタンデムする際にお子様が眠ってしまわないように声をかけられるので便利なようですね。

それはつまり常時接続ならではの使い方なのですが、1つ問題が…

独り言が丸聞こえですね。運転中に暴言を吐くタイプの方は要注意ですね。

…。

以上

【タンデムツーリングの強い味方COOLROBO wirecom(ワイヤーコム)】

に関する記事でした。何かのお役に立てば幸いです。良きバイクライフを。


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